■1・30(月) 新木場 「PRINCESS 7 STONES prologue」
■第3試合 【STONE IV】〜時の石〜争奪・時間差ロイヤルランボー
参加者:蒼樹玲奈、浜岡奈々緒、空白いずみ、藤崎藍、沢近かれん、AQUA、槇原美琴、水瀬神奈、蒲池紗枝、NANA、キャプテンイナバ、カリビアン・フィズ、ロゼ・ノワール、スラッシャー・ニタ(入場順は試合中に順次判明)
DIA上位陣総登場!
激戦のロイヤルランボーを制するのは?
PRINCESS STONE【STONE IV】〜時の石〜を争うのは、総勢14名によるロイヤルランボー。
まずは2人が登場し、その後1分ごとに1人ずつ登場していく形式。オーバー・ザ・トップロープでも失格となるルールだ。
作戦上、重要な鍵を握る力を持つ〜時の石〜を手にするのは誰になるのか?
まず最初に登場したのは…蒲池紗枝!
出場メンバーでももっともデビューが遅い蒲池にとっては、1番スタートは過酷な条件である。
やや緊張気味の蒲池がリングに立つなか、続いて流れるのは、なんと「Angel Night」(PSY'S)!
最初の登場選手となるもうひとりは、九条清美と戦い、惜しくも敗れた蒼樹玲奈!
そのまま蒼樹と蒲池が組みあい、試合開始となる。
ともにレスリングベースがあるふたりは、おたがいに腕と背中を取り合う素早い動きで観客を引きずりこむ。
一進一退の攻防だが、試合はあっという間に1分経過。
そこに入ってきたのは、なんとロゼ・ノワール!
シリアスな空間にいきなり登場した異質なロゼ…しかし、ロゼはリングになかなか入らず、じっと蒼樹の蒲池の攻防を見やる。
そうするうちに、続いて現れたのは…AQUA。
AQUAは走って入ってくるや、いきなり仇敵・ロゼにエルボーを叩き込み、強制的にリングへと放り込む。
そのままAQUAvsロゼ、蒼樹vs蒲池の取り合わせになるリング上。
ここで、蒼樹が蒲池を裏投げで叩きつけるや、コーナーへ上がり、強烈なミサイルキック!
さらに蒼樹がもう1度コーナーへと上がるが、ここで現れたのは、キャプテンイナバ!
イナバは駆け込んでエプロンに飛び乗るや、なんとトップロープに飛び乗ってから、コーナー上の蒼樹へとドロップキック!
思わぬ横槍に、蒼樹がムリヤリ場外へと転落!
なんとか受け身を取った蒼樹だが、ルールではここでオーバー・ザ・トップロープ。
まずは蒼樹が失格となる。
場内がどよめくなか、ここで6人めの登場は沢近かれん。
蒲池を攻め込むイナバに攻撃し、リングは混戦状態となる。
ところが次に現れたのは、カリビアン・フィズ!
蒲池と組んでイナバを攻める沢近に、背後からいきなりスワンダイブ式ニールキック!
フィズが沢近を分断するや、イナバが蒲池を場外へ落とそうと抱え上げ、蒲池が耐える。
しかし今度は空白いずみが現れ、イナバを攻撃! 蒲池のピンチを救い出す。
いよいよリングが混戦となるなか、イナバ&フィズが狙われる流れ。
ここでさらにNANAが入るや、イナバを捕まえて空白といっしょにホイップ!
ところが、イナバはなんと、ロゼとやりあっていたAQUAにその勢いでドロップキック!
不意をつかれたAQUA、そのままロープを越えて転落。ロゼをなんとか引きずりこもうとするが、これをなんとイナバがさらに蹴りでカット。
これでAQUAが失格となった。
その直後、登場となったのは浜岡奈々緒。
浜岡はリングインするや、相手構わずショルダータックルでなぎ倒していく大暴れ。
しかしNANAが迎撃し、飛びつき腕ひしぎ逆十字で浜岡を止める!
…が、これは絶好のフォール体勢、とばかりに残りメンバーがいっせいに浜岡、NANAにそれぞれのしかかり、カウント……3!!
有力な優勝候補だった浜岡とNANA、ここで一気に失格!
そして、ここで現れたのは藤崎藍。
イナバ&フィズ対空白&蒲池といったリング上の構図になるなか、ようやくパートナーが現れた沢近は、ここでロゼを攻撃。
沢近がロゼを抱え上げたところで、藤崎がコーナー上からネックブリーカードロップ!
オリエンタル・ディーヴァの華麗な合体攻撃が決まるなか、藤崎がロゼをフォール…するが、ここで試合開始10分のアナウンス。
そして、なんとリングの下から突然スラッシャー・ニタが現れ、藤崎をカット!
驚く藤崎が振り返った瞬間、さらに蛍光灯で藤崎を殴打するニタ。
そのまま藤崎を掴むや、なんと同体で場外へ!
年末にニタが宣言した巨乳撲滅宣言の餌食となった藤崎、ここであっけなくニタと一緒に失格。
さらにニタが構わず藤崎を場外で痛めつけるなか、沢近がリング脇に駆け寄る…が、ここでロゼが沢近を場外へ投げ落とす!
ロゼ&ニタのワナにかかった沢近も、ここで失格となった。
しかしニタは沢近が来るや、ここはすぐに逃亡。
まさにロゼの思うツボ…と思いきや、ここで空白&蒲池がロゼを叩き落し、オーバー・ザ・トップロープでロゼも失格となった。
この間、入場してきたのは水瀬神奈。
カリビアン・パイレーツに攻め込まれるが、すぐさま1分後に最後の出場者、槇原美琴が登場し救出。
ここで選手が出揃い、残るは蒲池、空白、イナバ、フィズ、水瀬、槇原の6名となった。
3つのタッグによる3WAYのような様相となるなか、目まぐるしい展開となるリング上。
まずはイナバが水瀬&槇原のダブルドロップキックで転落寸前となるが、ここはギリギリ踏みとどまる。
さらに今度は空白が槇原を捕らえていずみちゃんボムで叩きつけるが、これはフィズがカット!
そしてイナバとフィズが連続で空白を攻め込むなか、蒲池をコーナーへホイップした水瀬が串刺し式ドロップキックで蒲池を沈める。
この隙に、槇原が空白を捕らえ、得意のソラリーナで丸め込む!
これをイナバとフィズも援護し、カウント……3!!
空白、フォール負けで失格!
しかし、イナバ&フィズが今度は体勢を変え、槇原を押さえ込み、1、2……これは水瀬がカット!!
さらに水瀬は、フィズ&イナバをドロップキックで蹴り倒すやふたりを並べて、コーナーへ上がり、ふたりまとめてムーンサルトプレス!!
…するが、これはイナバとフィズが避け、水瀬が自爆!
蒲池を抑えていた槇原が焦るなか、蒲池が槇原をアンクルホールドで捕獲!
そして、フィズが水瀬をDDTで叩き付けたところに、イナバがスワントーンボム!
ここでカウントが入って1、2……3!!
水瀬、ここで失格!
一方、なんとか蒲池の関節技をこらえた槇原はロープブレイク。
しかし、すぐさまイナバとフィズが入り、蒲池をフィズが分断するや、イナバが槇原に垂直落下式ブレンバスター!!
そのまま押さえ込み、1、2……2.9!!
槇原、返す…と同時に、なんとイナバを丸め込む!
1、2……3!!
なんと、槇原がイナバをフォール!
しかし、同時に蒲池とフィズがイナバと槇原をひっくり返し、槇原を押さえ込んで1、2……3!!
ここで槇原も失格!
そして、リングに残るは、最初に登場した蒲池と、伏兵・フィズという意外な展開となった。
組まれたら不利になるフィズは、ロープワークからフライングニールキック!
しかし蒲池はこれを読み、ガードしてからフィズの腕を取りに行く。
ところが、それを読んでいたフィズ、ベテランらしく蒲池を引き込んで丸め込む!
カウント1、2……2.9!!
蒲池、ギリギリで返す!
それなら、と今度はスライディングキックで蒲池の顔面を蹴りこむフィズ。
サードロープの下から、場外へ転落する蒲池。トップロープからじゃないので失格ではない…が、なんとここで、リング下に残っていたイナバが蒲池にイスで一撃!
「悪いな、あたしらカリビアンパイレーツがDIAを制するためにも、あの石が必要なんだよ!」
さらに鉄柱に蒲池の腕を叩きつけたイナバが、すぐさまリングへと蒲池を戻す。
そこに待ち受けていたフィズが、またもスライディングキック!
今度はリングに踏みとどまる蒲池だが、フィズは容赦なくストンピング。
そしてロープ際で飛び上がり、蒲池の痛めた腕にフットスタンプを連発!
苦痛に蒲池が悲鳴を上げるなか、蒲池への声援が上がる。
一方のフィズは、コーナーへ上がるや、今度は蒲池へとダイビング・セントーン!!
そのままカウントが入り、1、2……2.8!
蒲池、今度も返す!
最初の試合開始から、20分以上戦い続けている蒲池だけにかなり疲労が見える。
そんな蒲池に、容赦なく攻め込むフィズが、パンチを小気味良く連発で叩き込む。
そしてフィズが、棒立ちの蒲池に大きく振りかぶり、ストレートパンチを叩き込む…が!
ここで蒲池が、フィズの腕を取り、そのまま巻き込みつつ倒し、一気に腕をアームロックで固める!!
無意識の逆転ワザで、フィズが捕獲される。
完全に決まったアームロックに会場が盛り上がり、レフリーがフィズにギブアップを聞いてくる。
ところが、ここでそのレフリーの目を盗み、イナバが蒲池の足を引っ張って体勢を崩す!
この隙をつき、フィズがロープへ逃れてブレイクする。
それなら、と蒲池が今度はフィズを捕まえ、必殺のダブルアームスープレックス!!
そしてフォールに入り、1、2……なんと、イナバがレフリーの足を引っ張ってカット!!
大ブーイングのなか、なんと蒲池が、ここで場外へ降りるや、イナバのエルボーをかわし、逆に掌底をぶち当てる!
そして、場外で委細構わず、必殺のダブルアームスープレックス!!
そして蒲池が叫ぶ。
「ふざけるな! 私だって、私だって…PRINCESS STONEが欲しいんだから! 全部手に入れて、『清美様と熱愛ラブラブ激萌えシナリオ』を実現させるんだからっ!」
疲れを越えてハイテンションとなっている蒲池、イナバを踏みつけるやリングに復帰。
フィズがパンチで迎撃するが、それをかわすや蒲池が掌底から、フィズを捕まえて、ふたたび必殺のダブルアームスープレックス!!
そして、がっちりとフィズを押さえ込み、カウント1、2……3!!
攻め込まれていた蒲池、なんと強豪揃いのロイヤルランボーで、最初に登場しながら30分近い戦いを経て最後まで生き残り、【STONE IV】〜時の石〜をゲット!!
▼【STONE IV】〜時の石〜争奪・時間差ロイヤルランボー |
○ |
蒲池紗枝 |
| |
28分37秒 ダブルアームスープレックス |
| |
C・フィズ |
● |
登場順:(1・2)蒲池、蒼樹、(3)ロゼ、(4)AQUA、(5)イナバ、(6)沢近、(7)フィズ、(8)空白、(9)NANA、(10)浜岡、(11)藤崎、(12)ニタ、(13)水瀬、(14)槇原
退場順:(1)蒼樹、(2)AQUA、(3・4)浜岡&NANA、(5・6)藤崎&ニタ、(7)沢近、(8)ロゼ、(9)空白、(10)水瀬、(11)イナバ、(12)槇原 |
■試合後
レフリーから勝ち名乗りを受けるなか、ふと我に戻る蒲池。
蒲池 「あ、あれ…?」
そこにミヤモトが現れ、蒲池の手のひらへと8cm程度の、鮮明な紫色の輝きを放つ宝石を手渡す。
ミヤモト 「時間を操り、思わぬ勝利を引き込む戦略的な石…【STONE IV】〜時の石〜。これは、あなたのモノです…」
これで、【STONE III】〜活力の石〜を除く、6つの石の所有者が出揃った。
もちろん、まだ石を持っていない者にも奪うチャンスは残されている。
ここから、本格的に7つのPRINCESS STONEを巡る戦いが、幕を開けるのだ!
■試合後のコメント 蒲池紗枝は、試合が終わってからもしばし放心状態だったが、我に返って……
蒲池紗枝 「これほど過酷な試合を勝ち抜けるなんて、やはり……やはり『愛の力』は偉大ですっ!」
何か確証を得られた様子だが、挙動が怪しい?
蒲池紗枝 「ああぁ〜〜、清美さまっ! 待っていて下さいねっ! 私の山より高く海より深い『愛の力』で必ず勝利しますっ!」
蒲池紗枝 「だって……だってその先には『清美さまとの熱愛ラブラブ激萌えシナリオ』が待っているんですからぁ〜〜〜。」
両手を頬に当てながら顔を赤らめる紗枝はもはや自分の固有世界に入り込んでしまった(汗)。
一方それを見ている清美は……。
九条清美 (うわ、うわわわ……紗枝ちゃんが壊れた(冷汗))
と「ドン引き」状態だった。
藤崎藍 「ニタね・・・。試合云々よりも私恨の感じが強かったけど・・・。胸が大きいアタシが言うのもなんだけど、良し悪しは大きさではなく形だと思うけど。アタシだって日頃はいろんな苦労はしてるから。次の試合のPRINCESS
7 STONESに出るのかって? う〜ん今のところ出る気はないけど」
NANA 「むぅっ、こういうルールで腕十字はダメだってことがよ〜く分かったのだ」
S・ニタ 「あ〜はっはっは・・・まずは藤崎。次? そうねぇ・・・ここには巨乳のへっぽこな番長がいたっけな。ちーとヤキ入れてやるか」
◆PRINCESS STONE 1・30現在の所有者
【STONE I】〜強さの石〜 九条清美
【STONE II】〜浄化の石〜 滝川ナツキ
【STONE III】〜活力の石〜 ?????
【STONE IV】〜時の石〜 蒲池紗枝
【STONE V】〜友情の石〜 ビューティ美奈
【STONE VI】〜緊迫の石〜 カーシャ・イワノヴナ
【STONE VII】〜勇気の石〜 エル・アルコン
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※試合後のコメントで、秋山さん(蒲池PL)、那智亮樹さん(NANAPL)、ノーズフライトさん(藤崎PL)、FAAさん( ニタPL)の協力をいただいています。
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