〜11・23横浜 メインイベント〜
槇原美琴 「美琴は、1年前の、奈々緒ねーさまが見たいですの! …今の、今の奈々緒ねーさまには……縦ロールが、足りないですの!」
…その衝撃的なひとことは、思わぬ展開を見せた…。
浜岡奈々緒 vs 槇原美琴
〜浜岡奈々緒、負けたら縦ロールマッチ〜
…2004年は、まさしく浜岡奈々緒の年だった。
並み居る強豪を倒し、QOJで初出場・初優勝の快挙。
そして、無敵の5冠王者だったNANAとのタイトルマッチも制し、DIAマット、そしてジュニア界を制覇してみせたのだ。
…ところが、突然のDIA−J解散。
それとともに、プロレス界から姿を消した浜岡。あくまで、彼女にとってはプロレス=DIAだったというのか。
そして、DIA再旗揚げとともに復活。
以前の実績、地力から考えても、間違いなく、新生DIAのエース候補ナンバー1は、浜岡奈々緒のはず、だった…。
だがしかし、プロレスはそんなに甘くない。
再旗揚げ戦のメインイベント、九条清美との一騎打ちに敗北。
その後、後輩である藤崎藍にもシングルで完敗…。
いまひとつ、昔の破天荒だった浜岡の姿が見られないまま、迎えた2005年年末。
彼女の輝く姿を見たいのは、後輩も同じ気持ちだった。
…ただ、問題は。
その後輩にとって、女王の基準は、縦ロールだったのだ…。
槇原美琴 「今の奈々緒ねーさまには……縦ロールが、足りないですの!」
足りないですの!」足りないですの!」足りないですの!」(エコー)
浜岡奈々緒 vs 槇原美琴
〜浜岡奈々緒、負けたら縦ロールマッチ〜
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