■第4回無差別タッグ決勝リーグ星取表■
※全日程終了
  J    
ラディカルズ 3勝6負

9

ファレノプシス 1勝7負1分

4

ひまわり組 2勝6負1分

7

シルフズ ○  4勝4負1分

13

LOVERS 9勝

27

らぶりぃぱーてぃ 4勝4負1分

13

ERO 9勝

27

BG 5勝4負

15

JSYW ●  ●  ●  2勝7負

6

ファイティングアリス ○  ○  8勝1負

24


全勝同士の評価値判定でLOVERSが優勝

ひさびさの大会となった第4回無差別タッグリーグは、
優勝候補筆頭と目されたEROとLOVERSが両雄相譲らぬままともに全勝。
評価値判定の結果、LOVERSが優勝となった。

最終日を前にして、3強すべてが動き始めた5日目。
まずはLOVERSがファイティングアリスを破り8勝。
その後、ファイティングアリスもEROを破り8勝。
そして、最後に動いたEROも8連勝し、LOVERS戦を残すのみ、と3強相譲らぬ展開となった。
このまま、3強全勝で評価値対決となるのか?
それとも、誰かが脱落するのか。
緊張感のある展開のまま、最終日を迎えた。

まず3強のうち、最初に動いたのはファイティングアリス。
深夜にLOVERSに挑むが敗れ、実質的に優勝争いから脱落する。
続いて昼過ぎ、EROがLOVERSと対戦。見事に勝利し、全勝で終了。
残るLOVERSに対して、強烈なプレッシャーをかける。
しかしその夜、LOVERSもERO戦に勝利して全勝で終えた。
結局、両雄おたがいに譲らないまま、全試合を終了。
優勝の行方は、評価値判定へと持ち越される。

翌日、判定の結果優勝となったのはLOVERS。
LOVERSは3度目の優勝(4度目の入賞)となった。
また、惜しくも判定負けとなったEROは初の優勝以外の入賞(5度目)となる。
本稿の予想通り、攻防パラメータ的にはEROが若干高い分が影響したのか。
また、エントリー選手(ERO=ウォン姉妹、LOVERS=龍涼砲)を考えると、
LOVERSのほうが寿命が長く、試合数をかけられる分、
余裕を持って評価値を抑えて育てやすかったはずと考えられる。
(特に龍子は、愛のシステムだとキャップ・寿命のバランスから最強選手なので、
 もっとも評価値を抑えたままあのレベルに持っていけるはずと思われる)
評価値を抑えての育成には両軍団とも定評のあるところだが、
そのあたりの影響もあって、今回はLOVERSだったと推測している。
(……というか、LOVERSは本当に評価値2000切ってそうで怖い。
 あの龍子、そのままU2000に出てきたらどうしよう(苦笑))

それにしても、ここまで作りこんだ選手育成をした両軍団の底力に敬意を表します。
本当に、おめでとうございます!

また、これでベスト4はファイティングアリスとBGで確定。
ファイティングアリスは2度目のベスト4で3度目の入賞。
BGは初入賞となった。
特にBGは、アウエー戦では7位ながらも、ホームでは難敵ぞろいのメンバー相手に順調に勝ち星を積み重ねての結果。
こちらも本当に、おめでとうございました!

※参考:アウエー(裏)成績
1位:LOVERS 8勝1敗
2位:ファイティングアリス 7勝2敗
3位:ERO、シルフズ 6勝3敗
5位:ひまわり組 3勝5敗1分
6位:らぶりぃぱーてぃ 3勝6敗
7位:BG 2勝5敗2分
8位:ラディカルズ 2勝6敗1分
9位:JSYW、ファレノプシス 1勝8敗

※参考記録
過去、2チームが全勝のまま決勝を終え、評価値判定になったのは2回(今回が3回目)。
第2回無差別タッグリーグと、第1回UNDER2000タッグが両者全勝決着となっている。


■第4回無差別タッグリーグ・決勝進出軍団
・ERO
入賞歴:プレオープン大会、第1回アジアタッグ、第1回UNDER1700、第2回UNDER2000優勝
※ダントツ最多の4度優勝を誇る有名実力派軍団。メンバーは全員ヒールレスラーというこだわりの編成。
・LOVERS
入賞歴:第1回UNDER2000、第1回ULTIMATE WAR優勝、第2回ヤングリーグベスト4
※軍団戦優勝などの実績を誇る、ランキング1位常連。最強軍団の呼び声も高い強豪。
・ファイティングアリス
入賞歴:第3回無差別タッグリーグ優勝、第1回UNDER2000 of Heelベスト4
※前回無差別タッグの覇者。本気モードで連覇を狙う。
・らぶりぃぱーてぃ
入賞歴:第1回UNDER2000タッグ優勝、第2回ヤングリーグ準優勝、第2回アジアタッグベスト4
・シルフズ
入賞歴:第2回無差別タッグリーグ準優勝
・ファレノプシス
入賞歴:第1回アジアタッグベスト4
・JSYW
入賞歴:第1回UNDER1700ベスト4
・ラディカルズ
・ひまわり組
・BG
入賞歴:なし


4つの軍団が優勝経験あり、ベスト4以上経験となると7軍団という、ひさしぶりなだけあって錚々たるメンバー揃いです。
…と書くと凄いですが、じつは、これまでベスト4以上の経験がある未解散の軍団って、じつは46軍団もあるんですよね。
そう考えると、半年近くも放置されたあげくのひさびさの大会で、なお決勝に残れるくらいの軍団は何かしらのノウハウか執念があるワケで……。意外と自然なことなのかもしれません。

■出場選手から見たタッグ大会 〜めぐちぐはタッグ最強なのか?
過去に開催されたタッグの大会は6回。
このうち、第1回無差別は事故のため決勝が中止になっているため、結果が残っているのは5回です。
このうち、めぐちぐが優勝したのは、第2回無差別タッグの1回だけ。
意外と優勝からは遠ざかっています。
しかし、準優勝したのはじつに4回。第2回アジアタッグを除くすべての大会で、準優勝しています。
(ちなみに、今回残っているシルフズが、第2回無差別タッグで準優勝した時もめぐちぐでした)
ベスト4はチームが発表されないのでわかりませんが、おそらく半数近くはやはりめぐちぐなのではないでしょうか?
(少なくとも、私が優勝したU2000タッグでは、ベスト4も両方めぐちぐでした)
……とこのように、安定度では頭抜けたチームであるめぐちぐ。
評価値が上がるほど強さを誇るめぐちぐが、今回優勝に返り咲くのか?

■まとめ
とはいえ、おそらく、やはり3強の実力が一歩抜けていると予想します。
ウチはファイティングアリスさんと1次で当たりましたが……。どう考えても、かけた資金と時間がケタ違いとしか思えません。
また、LOVERSと2次リーグで当たるも勝利したEROのゲーム運びの強さも並外れています。
そして、2次で評価値勝負で残ったというLOVERS。無差別でも評価値抑制育成をしているということは、3チーム同点となればかなり有利となるでしょう。
何より、この3チームは、そもそもの強さがおそらく他チームとは一線を画していることは間違いありません。
この3強を崩すような、新たな強豪チームは現れるのか。そして優勝の行方やいかに?
このような興味深いリーグの模様を追える立場にいることになり、それだけで楽しみです。
……いや、だって、いくらなんでも無理です……この上位崩すのは……(苦笑)。