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▼逆片エビ固め


「ほらぁ、このままじゃ……身体が折れちゃいますよぉ?」
 めきめきめきっ。
 ぐいっ、とみなとの体が反らされていく。

「うああああああああっ!?」

 目を見開いたみなとが、マットを叩いて痛みに堪える。

「耐えられますよねぇ……? オトコでしょ…?」

 冷たい視線で、さらに力を入れる。
 みしみしみしっ。
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!?」
 口から涎をこぼしながら、ただ痛みを受けて、逃げる場所もなく顔を振るだけの、みなと。

「意外と、身体は柔らかいんですね〜。やっぱり、女の子みたい♪」
「う……くぅ……っ」

(また、女の子みたい、って言われた……)

 いいように弄ばれるだけ弄ばれて、何もできない。
 ただ悔しさだけを噛み締めたみなとが、泣きながらうな垂れる。

「そうだぁ! もっと、お客さんに見せてあげましょう」
「えっ…」

「オトコなのにすっごく弱いみなとちゃんだけどぉ、ココだけは、こ んなに可愛くて、立派なんだからぁ」


がついているセリフは、クリックでサンプルボイスが聞けます。

(c) M-LAB.